”ウェブ時代になって困ったなーと思ってことの一つに、説明レベルを相手に合わせることが難しくなったということがあるんだけど、それはどういうことかというと、初学者に対しては正確性より概念の伝達が重要だったりする場合、正確に言うと間違っているけどわかりやすい説明をしたりします。言葉も丸めたりします。で、概念が出来上がってから精緻に穴埋めしていくような。そういう説明を部分的に捉えると当然間違っているように見えるので、それをウェブで不特定多数向けにやってしまうとその部分について執拗に攻撃されたりして。そういう部分も「科学者としてダメ」を助長したりしますよね。結局、科学者として正しくあるためには、科学者にしか伝わらない言葉で科学者にしか伝わらない科学的な態度を元に科学者にだけ理解してもらうような発言のみをするしかない。極端かな。科学者として発言がどうか的な部分でのみ評価をしてしまうのであれば、はっきりとした結論を言わない科学者しか正しい科学者はいないかも知れません。
科学者の信頼度と政治 - novtan別館 (via sesuna)